Watch and track your favorite playlist.
Curated by: 名曲美術館 (157 videos)
シューベルト《さすらい人幻想曲》を、名曲美術館のナレーション付きクラシックでお届けします。 この曲は、シューベルトが1822年、25歳のときに作曲したピアノ独奏曲 ハ長調 D.760です。 4つの楽章が一切の切れ目なく演奏され、全体が30分以上の壮大な構造を持つこの作品は、シューベルトのピアノ曲の中でも群を抜いた規模と難度を誇ります。 《さすらい人幻想曲》は、ただ壮大なピアノ曲を楽しむだけの作品ではありません。 この曲の核心は、第2楽章に隠されています。そこに用いられた主題は、シューベルト自身が1816年に作曲した歌曲「さすらい人」の一節——「私はどこへ行けばいいのか。どこへ行っても異邦人だ」という言葉に付けられた旋律です。 故郷にいても異邦人、旅先でも異邦人——どこにも属せない孤独を歌ったこの一節が、幻想曲全体の魂として4つの楽章を貫いています。 シューベルト自身はこの曲を「悪魔に弾かせればいい」と語ったと伝えられるほど難しく、自分では最後まで弾きこなせなかったと言われています。 この動画では、音楽をただ流すだけでなく、作品の背景や聴きどころをナレーションとともにたどります。 クラシック音楽を、美術館で一枚の絵を眺めるように。 どこにも辿り着けなかった男の、30分間の魂の旅をお楽しみください。 【収録曲】 Franz Schubert Wanderer Fantasy in C major, D. 760, Op. 15 《さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760 Op.15》 【名曲美術館について】 「名曲美術館」は、クラシック音楽をナレーションとともに鑑賞するチャンネルです。 作曲家の人生、作品の背景、時代の空気、そして音楽に宿る物語を、静かな映像と語りでお届けします。 名曲を、美術館で絵画を眺めるように味わっていただければ嬉しいです。 #名曲美術館 #シューベルト #クラシック音楽 #作業用BGM